「個人」の方のために 
カウンセリング・心理療法
こころの動きを見つめて、こころの専門家と一緒に考えていく。この「こころの仕事」が、いわゆる「カウンセリング」です。くわな心理相談室では、こころの動きを見つめる方法として、対面形式の面接を採用しています。対面してのコミュニケーションでは、たとえ少ない言葉しか口にできなくとも、言葉以上のこころの動きを見つめていくことができるからです。また「自分の言葉」で「自分を語る」言葉には、「自分の悩みを克服する」力があります。
こうした「こころの仕事」は、一般的には心理カウンセリング、心理療法、コンサルテーションと呼ばれます。くわな心理相談室では、この「こころの仕事」を二つに分けました。１回～数回で終わるカウンセリングを「コンサルテーション」、定期的で継続的なカウンセリングを「精神分析的心理療法」としたのです。それぞれに目的がちがいます。
①コンサルテーション
コンサルテーションでは、まず悩んでいらっしゃることを丁寧にお聴きします。そしてその悩みの性質を吟味し整理します。さらに心理的問題の見立てをおこない、それと同時に臨床心理学的援助以外に、有効で適切な援助方法がないかを検索します。そしてより適切な方針を立てて、それをお伝えすることを目的としています。
②家族コンサルテーション
家族のことで心配されたり、悩んでいる方のためのカウンセリングです。
保護者の方などが、不登校や引きこもり、情緒不安定な子どものことを心配されている場合は、この家族コンサルテーションをご利用ください。子どもにカウンセリングを勧めたいのだが、ご本人がカウンセリングに気乗りしていない。そのためカウンセリングに連れて行くことができない。このような場合に、まず保護者の方から、お子さんの様子について、丁寧にお聴きします。そしてお子さんに起きている心理的な問題ついて、その性質を吟味して見立てをします。
③精神分析的心理療法
精神分析的心理療法では、より深いこころの理解をとおして、こころが変化したり成熟したりすることを目標としています。より「治療的な」カウンセリングといえます。夢などを手がかりにしながら、じっくりとあなたの心の世界を丁寧に見つめ、無意識的な世界を考えていきます。こうした「こころの仕事」を通じて、自分のことを深く理解していきます。この深いこころの理解が、うまく悩みとつきあったり、悩みを乗り越えていくときの手がかりを与えてくれるのです。
①コンサルテーション
コンサルテーションでは、まず悩んでいらっしゃることを丁寧にお聴きします。そしてその悩みの性質を吟味し整理します。さらに心理的問題の見立てをおこない、それと同時に臨床心理学的援助以外に、有効で適切な援助方法がないかを検索します。そしてより適切な方針を立てて、それをお伝えすることを目的としています。
１回のコンサルテーションは５０分です。見立てや方針が定まるまでに、数回のコンサルテーションを続けることもあります。見立てや方針で、精神医学的な治療が優先されるべきと判断した場合は、私どもが信頼をおいた精神科医をご紹介します。
コンサルテーションをご希望の方は、メールかお電話で予約をおとりください。
料金は、1回当たり￥11,000（税込）になります。
※予約のお電話をいただいた際、コンサルテーションや心理療法の最中であることがあります。そのときには、その場ですぐに予約をおとりできないことがあります。折り返し、当方より、電話をかけなおさせていただきます。あしからずご了承ください。
②家族コンサルテーション
不登校や引きこもり、情緒不安定な子どものことを心配されている保護者の方のためのカウンセリングです。子どもにカウンセリングを勧めたいのだが、ご本人がカウンセリングに気乗りしていない。そのためカウンセリングに連れて行くことができない。このような場合には、まず保護者の方から、お子さんの様子について、丁寧にお聴きします。そしてお子さんに起きている心理的な問題ついて、その性質を吟味して見立てをします。
それと同時に臨床心理学的援助以外に、有効で適切な援助方法がないかを検索します。そしてより適切な方針、家族としての接し方などをお伝えすることを目的としています。見立てや方針で、精神医学的な治療が優先されるべきと判断した場合は、私どもが自分の家族の治療を依頼できるほどの信頼をおいた精神科医をご紹介します。
１回のコンサルテーションは５０分です。見立てや方針が定まるまでに、数回のコンサルテーションを続けることもあります。
家族としてやるべきことや家族としての関わり方は分かっているが、当の子どもが援助や治療をつよく拒むこともあります。この背後には、①心の健康を保つためであっても、依存することに抵抗がある、②援助や治療を受けることに、強い不安や恐怖を抱いていることなどが、想定できます。
こうした場合には、この家族コンサルテーションを定期的に継続することもできます。子どもが落ち込んだり、情緒的に不安定だったり、不登校になったりすると、それを見守り一緒に生活する親も、子どもの心の動揺に影響を受けることは、一般的によくあることです。家族には特別で濃厚な関係性があるからです。家族コンサルテーションでは、見守る親（家族）を心理的にサポートすることもできます。
このコンサルテーションでは、お子さんとの日常の関わりの体験を自由にお話いただき、お子さんのこころの動きの深く理解することを目的としています。この「子どものこころの深い理解」があれば、毎日の生活の中で、親としてどのように関わることが、子どものためになるのかが、おのずと分かってきて、自然にそう振舞えるようになっていきます。また定期的なコンサルテーションで、見守る親も支えられることになるので、比較的安定した気持ちで、見守ることができるようになります。
特に心配されている家族が、幼い子どもである場合、親が定期的な家族コンサルテーションを続けることで、子どもがカウンセリングに通うのと似た効果が期待できることもあります。それは家族コンサルテーションを通じて、親の心が安定し、親が深くこころを理解する「こころの仕事」ができるようになるからです。ささいな日常的で自然な親子の交流のなかでも、親は子どもの心を深く理解できるようになり、それが悩む子どものこころを深く支えることになるからです。
子ども以外の家族についてのカウンセリングも、家族コンサルテーションでお引き受けてきます。
どのような頻度で家族コンサルテーションを続けるのが適当なのかは、担当の臨床心理士と相談して決められていきます。
コンサルテーションをご希望の方は、メールかお電話で予約をおとりください。
料金は、1回当たり￥11,000（税込）になります。
※予約のお電話をいただいた際、コンサルテーションや心理療法の最中であることがあります。そのときには、その場ですぐに予約をおとりできないことがあります。折り返し、当方より、電話をかけなおさせていただきます。あしからずご了承ください。
③精神分析的心理療法
精神分析的心理療法では、より深いこころの理解をとおして、こころが変化したり成熟したりすることを目標としています。より「治療的な」カウンセリングといえます。ただ、こころの変化や熟成は、すこしづつ、目に見えない形でしか起こらないものです。すぐさま効果が出ることは期待できません。ゆっくりと時間をかけて、じっくりとあなたの悩みや気持ちをうかがって、臨床心理士が一緒に考えていきます。この深いこころの理解が、うまく悩みとつきあったり、悩みを乗り越えていくときの手がかりを与えてくれるのです。
夢は、無意識的な心の世界を理解するときに重要な手がかりになります。より深い自己理解を目指して、経験豊かな臨床心理士が、この夢分析のお手伝いをいたします
精神分析的心理療法は１回５０分を毎週つづけていきます。どのくらいの期間でこの種のカウンセリングが終わるのかは千差万別で、あらかじめ予測することもできません。また確実な成果を最初からお約束することもできません。ただ、ささやかな手応えを頼りに、不確実性と不安に圧倒されないように、臨床心理士とともに進める自己分析なのです。
臨床心理士との関係のなかで、自由に自分自身のことを話していき、心の奥深くを見つめていきます。自分の生い立ちや家族のこと、自分の現在の人間関係を振り返りつつ、よりそう臨床心理士の助けを借りながら、自分のことを考えていきます。また夢は、こころの内面で起こっていることを知る重要な手がかりとなります。このような「こころの仕事」を通じて、自分のこころを縛っていることから解き放たれ、自分自身の潜在的な力を発揮できるようになること目指しています。
この精神分析的心理療法も、コンサルテーションで見立てや方針を立ててから行われます。精神分析的心理療法をご希望の方は、まずコンサルテーションをお受けください。
コンサルテーションも精神分析的心理療法も、十分な研修や訓練をつみ臨床経験も豊かな臨床心理士が行います。
料金は、1回当たり￥11,000（税込）になります。
※継続的な家族コンサルテーションや精神分析的心理療法は、曜日や時間を決めて続けられます。このコンサルテーションや心理理法に通われる方、一人ひとりの専用の時間を確保するためです。そのため面接をキャンセルする場合は、キャンセル料金が必要となります。
くわな心理相談室 〒511-0811 三重県桑名市東方山手通り155-1 シャトレ桑名201号 Phone：0594-27-3185 |
