精神分析的心理療法セミナーみえ 

地方でも精神分析的心理療法を学べる場として、この研究会は1999年春に10名の有志が集い設立されました。この10名は中堅やベテランの臨床心理士で、それ以前もそれぞれが精神分析の研修を重ねてきていました。研究会を設立するに当たり、自分たちがどんな研修機会を求めているのかを議論し、この研究会の理念を明確にしました。
2007年には日本精神分析学会の認定研修グループの認定申請するにあたり、平井正三氏を顧問(スーパーバイザー)に招請して研究会の運営を行うようになりました。
現在、系統講義事例検討会特別講義を主催し生涯研修の場としています。

研究会の基本的な考え方
自分たちが優れた臨床家と評価できる講師を招く。講師と受講生は相互に自立した立場で、じっくり議論しながら学ぶ。できる限り一人の講師から通年にわたって学ぶ。議論を深めるために、できるだけ少人数で運営する。理論を学ぶ際も、臨床を中心にすえる。系統的に学ぶと同時に、自分たちが不足している分野や興味のある分野を学ぶ場とする。研究会は、狭義の徒弟制度とは距離を保ち派閥とはならない。

 

系統講義

現在は第2期の3年目で「現代的な観点から、原典を読み解いていくこと」がテーマです。
できるかぎり原典を読み解きながら、現代的な観点から系統的に精神分析の理論を学んでいく。この講義は、解説本にはない原典の深みに触れ、それを手がかりにして臨床家に必要な理論の力を高めることを目指します。難解な原典をひとりで読むのには、忍耐力がいります。時代背景や現代精神分析の理解がなくては、誤読や単なるテキストの解読になってしまい、臨床にはつながっていきません。
そこで07年度では現代精神分析の基礎を、08年度はフロイトの論文を、引き続き09年度もフロイトからクラインの原典を必読文献として、講義のテーマを講師とともに丁寧に掘り下げていきます。

講師:平井正三氏(御池心理療法センター・NPO法人子どもの心理療法支援会)
日時:第4土曜日18:30~21:00
場所:桑名市民会館
参加資格:臨床心理士、心理職、精神科医、心理系・福祉系大学院生
参加費:¥85,000

この系統講義は、日本精神分析学会の認定研修グループの「系統講義の機能」として認定されています。(2008年11月1日取得 登録番号 第089201号)

現在、既に09年度は開講されて、途中で参加することはできません。
関心をお持ちの方は、事務局までメールでご連絡ください。特別講義や10年度のご案内をいたします。

 

定例事例検討会

事例のひとつのセッションを詳細に検討していくことに主眼が置かれています。事例は心理療法の事例だけでなく、精神分析的な観察事例も含まれます。少人数のメンバーでの事例を丁寧に検討することにもっとも重要性を置いています。しばしばグループスーパービジョンで見かけるように、助言者のケース理解やコメントを聴くことに依存的となることは、ひとつの弊害として集団力動の観点から検討される素材として位置づけられています。

総括助言者:平井正三氏(御池心理療法センター・NPO法人子どもの心理療法支援会)
日時:毎月第一土曜日 19:00から21:00
場所:羽島市市民会館
参加資格:臨床心理士、精神科医などの専門職。定員を満たしている場合は、募集はありません。
年会費:¥55,000

この事例検討会は、日本精神分析学会の認定研修グループの「定例事例検討会の機能」として認定されています。(2007年11月1日取得 登録番号 第070301号)

現在、既に09年度は開講されて、途中で参加することはできません。
関心をお持ちの方は、事務局までメールでご連絡ください。特別講義や10年度のご案内(定員に空きが出た場合)をいたします。

 

特別講義

毎年3月20日の午後に、テーマを絞って講義を行っています。これまで「乳幼児観察」、「発達障害の心理療法」、「被虐待児の心理療法」、「ワークディスカッション―日常の観察と心の理解―」などをテーマに、講師に平井正三氏を招いて行ってきました。この特別講義は、参加資格は研究会のメンバーに限定していません。
関心をお持ちの方は、事務局までメールでご連絡ください。09年度の企画が出来次第、ご案内いたします。

 

精神分析的心理療法セミナーみえ 
顧問:平井正三
代表:鈴木誠(くわな心理相談室)
事務局長:堀恵子(ながら心理相談室)

 

事務局

〒511-0811三重県桑名市東方山手通155-1シャトレ桑名201
くわな心理相談室内
E-mail: